昭和町の二世帯

昭和町駅ちかくの3階建て鉄骨造、二世帯でお住まいの住宅の親世帯の一階を改修しました。現況は無断熱で、また見通しの悪く閉塞感のあるプランでした。高齢者の住まいであるため断熱を強化し、また普段の生活で互いの目が届きやすいように、視線が通る建具や壁位置を調整して、動線を再構築しています。

<建築概要>
■建築場所:大阪市阿倍野区
■用途:二世帯住宅
■構造:鉄骨造3階建て
■主な外部仕上げ
【外壁】−
【屋根】−
■主な内部仕上げ
【床】タモ複合フローリング(床暖房)
【壁】漆喰
【天井】和紙クロス
【建具】シナ・トガ・襖

 

 


親世帯のDKスペース。大きなガラス建具で仕切り視線は抜けるように。


壁面いっぱいの収納を設けています。建具にはお孫さんが手づくりしたステンドガラスを埋め込みました。

寝室も作り付け家具ですっきりと。高齢者の寝室は断熱対策をしっかりと。
既設のアルミ窓にはインプラス(内窓)を設けています。
 

階段下スペースも無駄なく可動棚を設けました。こういうスペースは重宝しますね。